不幸せな場所にいる人たちは、一ヶ月のうち一週間以上は鬱状態
Row of men at the New York City docks out of work during the depression, 1934 / The U.S. National Archives
不幸せな場所にいる人たちは、一ヶ月のうち一週間以上は鬱状態
やはり環境は非常に大切です。
以下の研究によれば、
「精神衛生状態が最もひどいコミュニティに住んでいる人は、平均して一ヶ月あたり8.3日間をネガティブな気分で過ごす」
一方、
「精神衛生的に良い地域にいる人々は、悪い精神状態に陥るのがひと月に半日以下」
とのこと。
People in unhappy places are depressed more than a week a month
何が鬱状態に影響しているの?
では、環境のどういう要素が幸せにとって重要かというと、
- 街中より郊外の方がよい
- 通勤時間は短い方がよい
- コミュニティ内の距離感が近く、社会的なサポートが受けられる方がよい
とのこと。
記事では、
「街中や荒廃した地域に住んでいる人と比べると、郊外に住んでいる人が一番幸せなようだ」
という一方で、
やはり通勤時間は幸せに大きな影響を与えることは事実であるとも報告。
その他、コミュニティ内の距離感が近く、社会的なサポートを受けられるほど、幸せになりやすい、とのことです。
総合すると、
住民どうし仲がよい郊外の地域に住居も仕事場も移す
というのがベストなのかもしれません。
都会にいないことや、周りの人に干渉されることのデメリットを感じるのは最初だけ、という話もよくありますが、一ヶ月のうち25%ネガティブな気分で過ごすのか、それとも1.6%か、と考えれば、受け入れるべきデメリットなのかもしれません。